2009年09月22日

彼はこうして王子になった、王様のいないこの国で

『彼はこうして王子になった、王様のいないこの国で』
   アニメ「東のエデン」 最終話より

 作品の最後、主人公を見守るヒロインが
静かに語る言葉です。
丁度、絵本のおしまいを告げるように。

 この作品は、選ばれたものに、一定の金額が与えられ
そのお金をどんなことにでも使用できるという条件で
この国を救うために行動することを求めるという
命をかけたゲームが謎の人物によって進められると
いったお話になっています。
 主人公は、そのなかで、自らの記憶を
消してしまいます。
「救世主たらんことを」
携帯電話から必ず流れる言葉をどう実現するのか。
選ばれたものは、それぞれに行動していきます。
そのなかで、主人公は、
日本に必要なのは、責任を負うことの出来る
王様だとおもい。
自らが、その責務に付くことを決めるのでした。
 日本の政治の問題に対して、
ある意味、的を得た認識であるのかもしれません。
その様子を俯瞰しながら、物語はいったん終わります。
そのときのヒロインの語り部の言葉が、
「彼はこうして王子になった、王様のいないこの国で」
なのでした。
この続き、結末は、劇場版に続くという展開です。

 フジテレビの深夜アニメ枠で
放送された作品「東のエデン」は、
久々のアニメのオリジナル作品でしたが、
TV放映シリーズでは、本当の最終回を
迎えずに、消化不良で終わってしまいました。
プロダクションIG制作、神山健治監督、
羽海野チカによるキャラクターデザインの期待作は、
物語が、ようやく佳境に入るぞってところでおしまい。
続きは、劇場映画の2本の連作で、ご覧下さいと
言うことになってしまってます。
ある意味、TVシリーズとしては、中途半端なものに
なってしまった感もないではありません。
まあ、主人公の謎が、大体明らかになったかなって
ことで、物語の出だしともいえるフリータ2万人失踪と
ミサイル落下の事件に結末をつけたので区切りにしたと
いったことなのかもしれません。

9月26日(土)より「東のエデン 総集編 Air Communication」
テアトル新宿、テアトルダイヤ、テアトル梅田にてモーニング&レイトショー
2009年11月28日より「東のエデン 劇場版I The King of Eden」
2010年1月9日より「東のエデン 劇場版 II Paradise Lost」
テアトル新宿ほかにて全国順次ロードショー
http://juiz.jp/blog/

posted by 清水の伏竜. at 14:14| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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言葉から感じる想いを伝えたい: 彼はこうして王子になった、王様のいないこの国で
Excerpt: 「生きる」という映画があったが、漫然と生きていた主人公があることをきっかけに「生まれ変わる」シーンがある。私にとって今日がその日なのだ。 「責任」を取ることを怖れていては、どんなことも消極的になる。..
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Tracked: 2009-12-05 02:13